法務局の公図上、通常1つの枠の中に1つの地番しかありません。
しかし、まれに1つの枠の中に複数の地番が書かれていることがあります。
例えば、777+778 といったような感じです。
これは、地番777番の土地 と 地番778番の土地 の境界が未確定であり、筆界未定地 と呼ばれるもので、法務局においても、1つの枠の中に複数の地番が存在することは分かっているが、それぞれの地番の形状や位置関係などは不明です。
きっちり境界確定して筆界未定を解消しておかないと、売却しようと思っても、買主さんに境界明示ができないし、買主さん自身も住宅ローンを組むことはできません。
司法書士 山森貴幸