その他利益剰余金は決算で確定したものをいい、期中の当期純利益を資本に組み入れることはできません。
営業活動によって生じた期中の利益は、浮動状態であり、事業年度末の【当期純利益】が定時株主総会で確定して初めて貸借対照表の【その他利益剰余金】に計上されるからです。
これに対して、資本取引により加減するその他資本剰余金は、期中に生じたものであっても資本金に組み入れることができます。
事例で学ぶ会社法実務 P283-285
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プラスカフェ 相続
京都市左京区 設立
司法書士 山森貴幸