たまに聞かれるのですが、子が相続放棄をした場合、孫は法定相続人とはなりません。
相続放棄をした人は、初めから相続人とならなかったものとみなされますし、代襲原因は、廃除、欠格、以前死亡に限られ、相続放棄は代襲原因に含まれず、代襲相続も発生しないからです。
これに対して、被相続人が韓国籍の場合には注意が必要です。
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被相続人が韓国籍の場合の相続放棄
民法
（相続の放棄の効力）
第939条 相続の放棄をした者は、その相続に関しては、初めから相続人とならなかったものとみなす。
（子及びその代襲者等の相続権）
第887条 被相続人の子は、相続人となる。
２ 被相続人の子が、相続の開始以前に死亡したとき、又は第891条の規定に該当し、若しくは廃除によって、その相続権を失ったときは、その者の子がこれを代襲して相続人となる。ただし、被相続人の直系卑属でない者は、この限りでない。
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京都市左京区 設立
司法書士 山森貴幸