戸籍統一文字の読み替え通達は、氏名にしか適用されない(と考える)。
とすると、住所の字体が登記簿と印鑑証明書等で異なる場合、問題が発生する。
登記簿に使用できる文字を、登記統一文字という。
登記統一文字は、戸籍統一文字+登記固有文字である。
申請用総合ソフトの漢字検索で網羅されているかは不明。
また、住民票や印鑑証明書に使用される住基統一文字は、戸籍統一文字との互換性がない。
よって、住民票=印鑑証明書 ≠ 戸籍の附票=戸籍となる場合がある。
横浜市戸塚区の塚の文字がそうで、印鑑証明書では「塚」、戸籍の附票では「塚」と記載されるらしい。「塚」は住基統一文字で、「塚」は戸籍統一文字だから。ちなみに、この場合、名更登記は不要でした。
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京都市左京区 設立
司法書士 山森貴幸